Kindle Unlimited vs Audible、どっち?〜5分で決まる選び方

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読み放題のKindle Unlimitedか、耳で聴くAudibleか。

どちらかに登録しようと決めてから、もう1週間。

昼休み、スマホで比較記事を開く。

「料金の表」「読める冊数」「メリットとデメリット」。どの記事にも、同じ項目が並んでいます。

最後の1行まで同じ。「迷ったら、両方の無料体験を試しましょう」。

「で、結局どっち?」

タブを閉じて、午後の仕事に戻る。

両方に登録して、どっちも使わなかったら…と思うと決められなくて。

決められないのは、優柔不断だからではありません。

変えるのは、「比べる物差し」だけです。

この記事では、2つの料金と中身の違いをまとめます。

さとる

どちらも一度止まった私が、選び方をわかりやすくお伝えしますね。

目次

Kindle Unlimited と Audible、どちらを選ぶ?

会社員だったころ、課長に勧められた本をよく買っていました。

どれも数ページで止まり、会社の机の引き出しへ。読みかけは、いつの間にか7冊。

先に登録したのは、Kindle Unlimitedです。

「1冊読めば、元が取れる」

ところが、最初の1か月で開いたのは1冊だけ。それも途中まででした。

「読むのが向いてないなら、聴くほうか」

次に試したのが、Audible。通勤は片道40分あります。耳なら、つり革につかまったままでも本が進む。

最初の1週間で聴いたのは、合計5時間でした。

週明け、課長に聞かれます。

「あの本、どうだった?」

答えようとして、言葉が出てこない。1行も思い出せなかったんです。

読んでも止まる。聴いても残らない。

その週末、「Kindle Unlimited Audible どっち」と検索しました。

出てくるのは、料金と冊数を並べた記事ばかり。読み終えても、手は動きません。

「どっちを選んでも、また止まるんじゃないか」

使っていない2つのサービスに、毎月お金だけが出ていく。そんな時期が、しばらく続きました。

さとる

止まった理由は、あとで分かりました。先に、2つのサービスの違いを比べておきますね。

Kindle UnlimitedとAudibleの違いは?〜料金と中身

いちばんの違いは、本の入口です。

Kindle Unlimitedは、「目で読む」読み放題。Audibleは、プロのナレーターが朗読した本を「耳で聴く」サービスです。

Audibleにはプランが2つあるので、3列で並べますね。

Kindle UnlimitedAudible
スタンダード
Audible
プレミアム
月額980円880円1,500円
楽しみ方目で読む耳で聴く耳で聴く
対象500万冊以上が読み放題(マンガ・雑誌・洋書を含む)すべての作品から毎月1冊数十万以上の対象作品が聴き放題
無料体験30日間30日間30日間
やめたあと借りた本は読めなくなる毎月選んだ本は聴けなくなる聴き放題の本は聴けなくなる

無料体験が使えるかどうかは、登録画面の表示で確かめられます。

表のなかで見落としやすいのが、Audibleの料金です。

私は長いあいだ、「Audibleは月1,500円」と思い込んでいました。でも、月880円のスタンダードがある。こちらなら、Kindle Unlimitedより100円安いんです。

そのかわり、聴けるのは毎月1冊。いろいろ試したい人には、聴き放題のプレミアムが向いています。

中身の違いは、2つ押さえれば足ります。

1つ目は、マンガと雑誌。めくりたいなら、Kindle Unlimitedです。

2つ目は、図や表。耳では見られないので、図解の多い本は目で読むほうが向いています。

ここまで並べても、料金の差は月に100円から520円。

「なるほど」とは思う。でも、まだ決められない。

そんな人も、多いのではないでしょうか。

どっちか決められないのはなぜ?

比較記事を3本読んでも、決まらなかった理由。いまなら分かります。

比べる物差しが、料金と冊数だったからです。

料金の差は、数百円。冊数は、500万冊と数十万。どちらも、一生かけても読み切れない数です。

この2つをいくら見比べても、答えは出ません。

箸とスプーンを思い浮かべてみてください。

どちらが優れているか。並べて眺めても、決まりませんよね。

決まるのは、今日のお昼がラーメンかカレーかを思い出したときです。

Kindle UnlimitedとAudibleも、同じでした。

Kindle Unlimitedは、目と手が空いている時間の道具。昼休みの残り10分や、座れた帰りの電車に合います。

Audibleは、耳だけが空いている時間の道具。つり革につかまる満員電車や、食器洗いのあいだに合います。

私が2つとも止まった理由も、あとで1つずつ分かりました。

Kindle Unlimitedは、「元を取らなきゃ」という気負い。Audibleは、SNSを眺めながら聴いていたこと。

どちらも、サービスの良し悪しではなかったんです。使い方のほうでした。

さとる

比べるのは、サービスではありません。あなたの1日のほうです。

今日からできる「スキマ時間の棚卸し」

物差しを替えるといっても、やることは小さなメモです。

私はこれを、「スキマ時間の棚卸し」と呼んでいます。

「スキマ時間の棚卸し」のやり方
  1. 昨日の平日を思い出し、10分以上のスキマ時間を3つ書き出す。
  2. それぞれに「目」か「耳」の印を付ける。目と手が空くなら「目」、どちらかがふさがるなら「耳」。
  3. 印の多いほうの無料体験を、1つだけ始める。

スマホのメモで、5分あれば終わります。

寝る前のように、目も耳も空いている時間は「目」に入れてください。

会社員だったころの私なら、こうなります。

  • 通勤の行き40分(満員でつり革)→ 耳
  • 昼休みの残り10分(自分の席)→ 目
  • 帰りの電車(座れる日が多い)→ 目

「目」が2つで、「耳」が1つ。先に始めるのは、Kindle Unlimitedです。

行きの40分は、あとからAudibleの席になりました。

さとる

書き出すだけなら、昼休みでもできますね。

「目」が多かった人は、Kindle Unlimited

目と手が空く時間が多いなら、Kindle Unlimitedから始めてみてください。

スマホのアプリで読めるので、鞄に本がなくても続きを開けます。

合わない本は、返せばいい。10分読んで手が止まったら、次の本へ移れます。

1か月で1冊しか開けなかった私が、次の3か月で読み終えたのは5冊。変えたのは、借り方だけでした。

Kindle Unlimitedの「お試し3冊ルール」は、こちらの記事にまとめています。

「耳」が多かった人は、Audible

手や目がふさがる時間が多いなら、Audibleです。

先に決めるのは、プラン。聴きたい1冊が決まっているなら、月880円のスタンダード。いろいろ試したいなら、月1,500円のプレミアムが向いています。

聴くときは、SNSやメールと組み合わせないこと。5時間聴いて1行も残らなかった原因は、ここにありました。

聴いた内容を残す「ながら聴き3点セット」は、こちらの記事でくわしく書いています。

始める前に決めておくこと

無料体験を始める前に、2つだけ決めておいてください。

同時に2つ始めない

比較記事の多くは、「両方試しましょう」で終わります。でも、同時に抱えると「元を取らなきゃ」が2つ分になる。私が止まったのも、この形でした。

まずは、印の多かったほうを1つだけ。30日使って手応えがあれば、もう片方はあとから足せます。

やめどきを先に予定へ入れる

無料体験は、どちらも30日で終わります。そのあとは、自動で月額に切り替わる仕組みです。

「あとで考えよう」は、忘れ物の常習犯だった私には通用しませんでした。

だから登録したその日に、カレンダーへ予定を1つ入れます。

予定の名前は「続けるか決める」。日付は、無料体験が終わる3日前です。

当日は、30日のあいだに開いた回数を思い出すだけ。ほとんど開かなかったなら、いったんやめて、もう片方を試せばいいんです。

時期によっては、数か月が割安になるキャンペーンが出ていることもあります。登録画面で、料金と期間を確かめてから選んでください。

まずは今日、昨日のスキマ時間を3つ書き出すところから。

さとる

印の多いほうを、1つだけ始めてみてください。

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この記事を書いた人

さとるのアバター さとる ライター

先延ばしと忘れ物の常習犯だった、元会社員。
大手企業の事務職で社内報の編集を経て、2023年にフリーランスのライターへ。
段取り下手でも回る「仕組み」を、ブログとnoteで発信しています。
※Amazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。

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